私の名前はKって言います。田舎の大学を卒業して、あこがれの東京に状況して青春することがゆめだった。そして大学在学中に大きな会社じゃあないけど、東京都○○区にある。A株式会社に内定をもらった。
大学の友達からは「Kって可愛いし、頭もいいんだから東京にこだわらなくても大手企業に内定もらえるでしょ?」って言われてたけど地元のよくある普通の大学を卒業して競争率が高い東京の大企業の内定を貰える自信がなかった。
なにより東京に上京して生活するのがゆめだったから会社はどこでもよかった。
これから社会人だけど気を引き締めて頑張っていこう!と心から誓った。
都会ってすごい。

夜の東京を歩いてみるとびっくりする。どこもかしこもお店が開いていて、人も多い。まるでゆめのような世界。
私の地元では夜になると外はほとんど真っ暗だし、人だってほとんど通っていない。街灯はあるけど古いから点灯していないものがいっぱいあった。
コンビニに飲み屋、LED看板いろいろと私にとって新鮮だった。
明日からいよいよA株式会社に勤務。
A株式会社

A株式会社に到着。急いで乱れた服装を整えて会社へ
受付の方に「おはようございます。。今日から御社に入社しました。Kって言います。H部長から受付に聞いてほしいって言われたのですが、こちらでよろしいですか?」
受付「おはようございます。Kさんですね。H部長から話を伺ってます。案内しますので、一緒に来てくださいね。」
K「はい!よろしくお願いします!」
そういって受付の方は私をオフィスの3階に案内した。
中に入るとパソコンとにらめっこしている人、電話応対している人…etc
そう考えてる間に「H部長、この方が新人のKさんです。」と聞こえた。
私はとっさに「今日から入社する事になりましたKです!一日でも早く戦力になるように頑張りますのでよろしくお願いします!」と言った。
H部長が私のところにきて「K君だね。元気なあいさつでなによりだ。私はこの部署で長を勤めているHって言う。どうぞよろしく。」
私「はい!よろしくお願いします!」
その後、部長は「おーい、Mちょっと来てくれるか?」
M「はい。何でしょうか?」
部長「新人の担当はMに任せるよ。」
M「はい。わかりました。」
部長「MにもKにも期待しているから頑張ってくれ。」
そういって部長は自分の席に着いた。
私はM先輩についていった。M先輩は私より5つ年上で見た目は凄い地味で無口な人で、周りの評判もそれほどだった。
M先輩「ここがKさんの席になります。」
私の席にはパソコンに書類、固定電話が置いてありtheオフィスデスクって感じだった。
そういって私は席に着いた。
M先輩は私のとなりの席に座った。
私はM先輩に「あの、私は何をすればいいんでしょうか?」と尋ねた。
M先輩は「まず、かかってきた電話を応対して担当のものに変わったら良いですよ。しばらくの間はその仕事をやってもらいます。クレームが来たらこのマニュアルで対応したら良いです。はい、これがマニュアル。」
そういってマニュアルを渡してきた。
早速電話をかかってきて「A株式会社営業部のKです。はい。H部長ですか。少しお待ちください。」
私は緊張しながらも電話に応対した。部内を見渡してもH部長はいなかった。
私はM先輩に「H部長はどこに行ったのでしょうか?」と尋ねた。
M「H部長は会議に行きましたよ。」と言った。
私は急いで受話器に手を伸ばし
「申し訳ございません。Hは只今ご不在ですのでお手数ではございますが、折り返し連絡させていただきますので、電話番号教えてください。」
そういって電話番号をメモして電話を切った。
その後は成り行きで頑張った。
初めての営業

会社にも慣れてきた。そして、部長が「K君は仕事っぷりは評判がいい。今日はMと営業に行ってもらう。」
私「あ、はい。わかりました。」
内心凄いドキドキしている。
社外にでてM先輩と一緒にB株式会社に向かった。道中は私から話さないと一向に口を開いてくれない。これで営業はいけるのかな?と内心焦っていた。
B株式会社に到着し、受付の方に「お取込み中失礼します。A株式会社のKです。今日はC取締役にお会いしたいのですがよろしいでしょうか?」と尋ね。
受付の方は「お話は伺ってます。こちらにどうぞ。」と案内された。
案内された部屋に入ると見た目が怖い人が座っていた。
私は「失礼いたします。今日は弊社の製品を持ってきました。どうぞよろしくお願いします。」といい、取締役は「どうぞ、席について」と言ったので私とM先輩は席に着いた。
私が製品について説明した。取締役は私に向かって怖い顔をしながら
「製品のことについてはわかった。コストについてはどうなんだ?」
私は「え…」としか声が出なかった。
取締役「だからあんたらのところよりも基準をクリアしていてD社の方がコストが安いって言ってる。これについてはどうなんだと聞いている!」
私は半泣きになっていた。パニックってどうしたらいいか分からない…
「弊社の製品については...」
誰かが何かを言っている...M先輩だった!
M先輩「弊社の製品は確かにD社さんの製品に比べてコストが高いです。しかし、D社の基準よりも厳しい基準をクリアしており、また、耐久性及び軽量化にも優れています。長いめでみたら弊社の製品のほうがお得だと思います。」
それから覚えてないけど営業は成功した。
帰り道
私「あの、今日はありがとうございました!私パニックててどうしたらよいのか分からなくて…」
M先輩「皆、最初はそんな感じですよ。焦らずゆっくり覚えていったらいいです。初営業おめでとう!」
そういって私とM先輩は解散して私も家にきたくした。しかしM先輩かっこよかった...
帰宅

帰宅をしてお風呂に入っていた。ずっとM先輩のことが頭から消えない。
ご飯をつくっている時もスマホをいじっているときも消えない。
寝るときにさえ消えなかった。
これってもしかして...恋?
別れとゆめ。

会社に出勤するとM先輩が居なかった。周りにも何だか暗い雰囲気。
私は何があったのか聞いた。
「何かあったのですか?」
社員「Mさんが交通事故でなくなったって、即死だったらしい。」
私は何ともいえない感情になった。これはゆめではなく夢であってほしいと心から思った。
そして、涙が止まらなかった...
周りからは評判がよくなくても私にとってはかけがいのない彼だったのだから...
私のゆめはいつ叶うのかはわからない。
684著





























