学校での出合い

小学生からの恋愛は大人になっても続けられるのか!友達の恋愛事情のお話しです。

クラス替え

小学校のクラス替えも2回目になりました。(クラス替えは2年に1回、3年生になるときと5年生になるときです。)

初めて見る人、6年間一緒になる予定の人。様々な人がいました。

その中で、小学校1年から同じだった人(仮にA君とします)は、同じ遊び仲間です。

 

休み時間には、校庭でボール遊びをしたり誕生日会を家でしたりするレベルの仲良しな人でした。

休日には家へ遊びに行き、テレビゲーム等で遊びます。

 

小学校5年生になると、異性に興味が出始める学年です。A君があることをきっかけに人生が変わります。

 

 

 

 

小学校5年の林間学校で好きな人がわかる。

小学5年生になると、集団行動の勉強として林間学校がありました。

林間学校は、宿泊があるため普段の学校の生活では見られない姿が出ます。

夜になると、普段出来ない話があり、意外な一面を見ることが多かったです。

その中で、話題に出るのが「恋愛の話」です。

「好きな人がいるの?」という問いかけから。

「いや、いないよ」

「実はいるよ、でも名前は教えない」

様々な答えが返ってきます。

 

A君は、「Bさんのことが好きだ」

 

堂々と名前を言ってきました。

私が、「なんで好きなの?」

と聞くと、

 

「顔がかわいいから」

とA君は答えます。

 

私は、「確かに顔はかわいいね。でも、小学生で付き合うとことは出来ないような気がする。」

と考えます。

 

小学生ということもあり、A君はBさんのことを、抽象的な理由で好きになっていました。

「名前まで出すとはすごいね」

周りのみんなは驚きです。

 

私自身も、「勇気があるね、将来は結婚をするのかい?」

と冗談も言いました。

 

A君の勇気に全員が拍手です。

「よし、林間学校が終わったら、Bさんと仲良くなるようにしてやるよ」

と友達のC君から言われたその時から、人生が変わります。

 

林間学校が終わり、A君の友達の協力でBさんに好きなことを伝える

楽しかった林間学校も終わり、いよいよBさんに好きなことを伝える時が来ました。

C君の協力もあり、ムードは良くなります。

 

教室を暗くして、告白をしやすい環境にして完成です。

その後、A君は緊張しながらBさんに言おうとします。

 

私自身も見学者の立場ですが、A君と同じ程度の緊張です。

「Bさん、実は前から好きだった。Bさんの趣味であるあのゲームが好きだし、もっとBさんのことを知りたい。まずは、友達から付き合ってくれないか?」

 

Bさんは、戸惑いながらも

「いいよ。付き合ってあげる」

 

A君にとってその瞬間は最高でした。

A君のために協力が出来た私も感情が高ぶりました。

 

休日は公園で遊びや家でゲーム

2人は、小学生のため遊ぶお金は少なかったです。そのため、休日は公園の遊具で遊びをしたりゲームをしたりしていました。

 

その中で、小学生ながら2人の関係性は深まります。無意識に遊ぶ中で、恋愛感情を抱くようになりました。

2人の母親同士もなかよくなり、「また遊びに行くの?」と言われるほどです。

 

周りの人たちも「あの2人また一緒だね」と言うと

「そうだね、楽しそうだね」と私も答えます。

 

当時は、小学生のため異性に興味を持つことがなかったのか、嫉妬の気持ちはありませんでした。

 

小学校6年で引越し。

Bさんに好きなことを伝えて「よし、これから付き合おうか?」と考えていた時に、ある残念なことが起きます。

それは、親の都合(父親の本社への転勤)で引越しをしなければいけないことです。

 

親の都合という仕方がないことですが、A君はBさんのことを諦めきれませんでした。

「これで、関係を切るのはいやだ」

そういう気持ちです。そこで、思い切ってBさんに一言いいます。

 

「Bさん。文通をしたいから住所を教えてくれないか?」

当時は携帯電話が普及していない時代でした。そのため、連絡の手段は電話か文通しかありません。

 

Bさんは、一言

「教えてあげる」

 

A君は、涙を流して喜びました。引越しは残念ですが、Bさんとの関係が切れないことは一つの希望です。

A君との最後の小学校生活の日のため、クラスメイトが1人ずつA君に言葉をかけます。

 

涙を流す人もいる中で、私は

「がんばってこいよ」

と一言かけてあげました。

 

文通をしながら近況報告

その後、引越し後の生活にもなれたある日、A君はBさんとの文通を開始することにしました。

「手紙を書いたことがない。何を書けばいいのかわからない」

A君は、悩みます。

 

「そうだ、最近起きたことやゲームのことを書こう」

簡単に書けることなので、あっという間に手紙は文章で埋まっていきました。

 

ポストに行くときは、ドキドキしながら、

「Bさん、読んでくれるかな」

そう思い、投函しました。

 

後日、Bさんから返事の手紙が届きます。

そこには、手紙のお礼やBさんの近況報告が書いていました。

その後も、ゲームのことや近況報告のことで文通のやり取りが続きます。

 

文通には限界が、残念ながら自然消滅に

中学3年生になると、人生で初めての受験があります。その後、高校に入学後は新しい生活です。そのため、2人ともいつの間にか文通をすることもなくなりました。

 

この時期は、勉強やクラブと特に忙しくなったためです。

A君は、部屋の片づけをしているときに、Bさんとの文通の手紙を発見しました。

「そういえば、Bさんと文通を何度もしていたね。」

 

懐かしく思いましたが、今はBさんに連絡をするモチベーションがありません。

特に理由はないですが、今の生活の忙しさからBさんとの関係をまた作ろうとは思いませんでした。

 

結果的には、残念ながら自然消滅という形になりました。

 

文通

小学生時代に人を好きになると、関係性を保つ時間が長く大変です。中学生から高校生にかけては、様々な生活の変化があります。

その変化の中で、文通という手段だけでは関係が切れるのは早いです。

 

残念なことではありますが、小学生時代から好きになって付き合い、そこから結婚までいくのはかなりの労力がいるのかもしれません。

 

Naka著

 

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