4月1日の入学式。とある工業高校(男女混同)に入学した。私の名前はKである。
入学式が始まると校長先生の話が始まる。中学校から一緒に入った同級生がいないため終始無言できいていた。
入学式が終わるとクラスに案内され、クラスは40人で全員男性だった。学校が終わるまで誰も声を発しなかった。この日は担任の先生(男性)の自己紹介とちょっとした学校の説明で終わり、学校から帰宅し明日に備えた。このまま学校生活はやっていけるのだろうか、私は心配になってこの日は一睡もできなかった。
次の日
自転車で行ける距離だったのでいやいやながらも自転車で学校に登校した。不良校でもあったので駐輪場に自転車が乱雑におかれていた。私は周りの自転車を起こしそこに自転車を置いた。錆さびになった自転車やパンクしている自転車、サドルが盗まれた自転車などが置いてあった。
私はそのことは気にせず3階にある自分の教室に向かった。
教室に入ると何人かは既に登校していたが、寝ている人、教科書を読んでる人、携帯電話を触ってる人はいたが誰も話してはいなかった。私は椅子に座り8時30分になるまで携帯電話をずっと触っていた。
8時30分になり担任の先生がやってきた。先生が「おはよう!」と言った。私も「おはようございます!」と言いかけたが、クラスメイト全員が返事をしなかったため、私も言わなかった。先生は無視されたことに少し不機嫌そうだった。
先生がプリントを配ると私の前の席に座っていたOが私にお辞儀をしながらプリントを渡してきた。私はOは変な人だなっと思いながらも礼儀正しい人だと思い好感が持てた。
プリントを見てみると自己紹介をしてみようと書いてあった。私は内心めちゃくちゃ嫌だった。そう思っている間に先生が
「一番前の人と一番後ろの人がジャンケンをして勝ったほうから順番に自己紹介していってね。」と言った。
結局、一番前の人が勝ちここでようやく他の生徒も声を発した。
前の方から「なに勝ってんだよ。ムカつく。」後ろの方から「ナイス!」などいろいろな声が聞こえた。
私はこの時は何も発しず急いで自己紹介を考えていた。私の名前はKであり、席の前の方だったからだ。
前から順番に自己紹介が始まりいよいよ私の番がきた。緊張しながらも
「私の名前はKです。ゲームとアニメと水泳が好きです。人見知りですけどよろしくお願いします。」と言った。
この頃にはふざけて自己紹介する人や緊張で何も言わない人。また、笑い声やヤジなども飛んで教室内は賑やかになっていた。
ついに友達が!?

教室内が賑やかになったところで私にOが話しかけてきた。
「僕はOって言います。水泳が好きなんですね。私はラグビーをやっていたけど、スポーツ全般が好きです。仲良くしてください。」
私は
「自己紹介ありがとうございます。私はKっていいます。ラグビー好きなんですね。私はやったことないけど試合を見るのが好きです。こちらこそよろしくお願いします。」
と言い友達って言うよりはビジネスパートナーのような会話だった。
このような会話があってから日に日にOとは仲良くなった。
日が刻々と過ぎ、夏休みに入る前放課後に、Oが
「K、俺、家庭科部に知り合いの女子Bがいるんだけどちょっと行ってみない?」と言った。
私は「いいよ。行こう。」と言った。
内心凄い焦っていた。高校入学して以来女子と話したことないからだ。
まさかの一目惚れ!?

家庭科部の教室に入るとそこには女子2人いた。
Oの知り合いの女子Bと女子Bの知り合いの女子Aだった。
Oが「B久しぶり元気にしてる?」
するとBが「元気にしてるよ!Oのほうこそ元気そうでよかった!」「その横の人は友達?」
Oは「そう!礼儀正しくて優しい人だから仲良くしたってな!」
私は「初めまして。Kです。Oとは仲良くしています。その、仲良くしてください。」
Bは「K君よろしくね!ほらAも自己紹介しなよ!」
Aは「私はAって言います。趣味は料理を作ることです。よろしくお願いします、、、」
Aは大人しい感じの女性だったが少し話してみるととても優しくて笑顔が素敵な女性だった。この時に私はAに好意をよせていた。正直に言うと教室に入った瞬間に好意をよせていた。いわゆる一目ぼれって奴だった。
この日はBとAとメールアドレスを交換して、学校を帰宅した。
帰宅すると早速Aにメールを送った。
「今日はありがとうございました。とても楽しかったです。」
するとすぐにAから
「私のほうこそありがとうございました。とても楽しかったです。」
私は気分がウキウキだった。そして気分が高揚していたのかAに対しメールで
「今日初めてあった時から好きでした。付き合ってくれませんか?」
私は内心凄いドキドキしていた。それと後悔としていた。なぜ告白してしまったのかを。
少し時間がたってからAから返事かきた。私は手を震えながらメールを開けた。
「実は私もKのこと初めてあってから好きでした。私でよろしければお願いします、、、」
私は凄いドキドキしていた。それに嬉しくて涙が出ていた。人生で初めての彼女が出来たからだ。この日は遅かったのもあり返事はしなかった。
次の日(夏休みの前日)
私は朝早く起きてAに連絡した。
「Aおはよう!これからはAって呼んで敬語も辞めるよ。」
Aから返事が来た。
「私もKって呼んで敬語もやめる!」
私はウキウキしながら学校に登校した。
放課後にAに会いに行き、ドキドキしながら
「明日、地元で夏祭りなんだけど行かない?」って誘った。
A「楽しそう!行く♪」
私「よかった。じゃあ18時にC駅に集合しよう。」
A「はーい♪」
と言いその日は帰宅した。
まさかの別れ!?

私は17時30分にはC駅には着いていた。そして、デートプランを必死に考えていた。まず、タコせんを買ってほうがいい?いやリンゴ飴の方がいいと…
そうこうしているうちにAがやってきた。
A「ごめん。ちょっと遅れちゃった。K怒ってない?」
私「大丈夫!それよりも祭りに行こう!」
A「ありがとう♪うん!いこ♪」
本当に最高な時間だった。彼女との何気ない会話、射的や金魚すくいなど彼女は下手だったけどそれがまた愛おしく感じた。
時は一瞬に過ぎ去り花火が上がっていた。
私と彼女は見やすい席に座り手をつなぎながら花火を見ていた。
花火が終盤に差し掛かるころ、これならいけると思い私は思い切ってキスをしようとした。
すると彼女は
A「ごめん。実は謝らないといけないことがあるの。」
私「ん?どうした?」
A「実は好きな人ができたの。」
私「え…」
私は言葉が出なかった。それに脳がパニックっていた。そうしてるうちに彼女は帰って行った。
出会いも別れも一瞬だな…って思った。
その後はメールも辞め、今その彼女が何をどうしてるのかさえ分からない。
685著





























